① 「目的」と「関係性」は本来、別の軸である
半年間、大阪にて開催される職人起業塾にオブザーバーとして参加しております。
この職人起業塾は各県のマイスター高等学院にてリーダー 指導者となる若者が受講するものです
今回は新築 戸建てマンション等のリノベーション リフォーム大工が約7名参加となっております(今回は大工がかなり多い)
前回の講義で印象的だったのが「社内の仲間は全て仲間なのか」
「日頃の会社への不満 仕組みへの不満を部下社員からヒアリングする係になっている」とある若者から朴訥な問いが出てきました。
いいですねえ
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働く目的
何のために集まっているのか 働いているのか(志・目標・使命) -
そこで働く社員の関係性:
互いをどう見ているか、どう接しているか(情・信頼・距離感)
この二つは必ずしも同時に一致するとは限らないものです。
たとえば、
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同じ目的を語っているが、信頼関係が薄い
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仲は良いが、目指す方向が違う
どちらも現実にはよく起こります。
② ギャップが生まれる典型的な原因
1. 目的の「解釈」がズレている
同じ言葉を使っていても、
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ある人は「理念」
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ある人は「生活の手段」
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ある人は「自己実現」
として受け取っている。
言葉は同じ、意味が違う状態。
2. 関係性が「過去」に縛られている
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昔の上下関係
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昔の成功体験
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昔の役割意識
目的は未来を向いているのに、
関係性は過去の延長線上にある。
時間軸の不一致。
3. 目的より「感情」が先に立っている
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認められたい
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傷つきたくない
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負けたくない
これが強いと、
目的のための衝突や対話を避ける。
表面は穏やか、内側は分断。
③ ギャップが放置されるとどうなるか
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表向きは「仲間」
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内心では「距離」「諦め」「不信」
結果として、
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本音が出なくなる
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責任が曖昧になる
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志が「作業」に堕ちる
これは論語で言えば、
「和して同ぜず」ではなく、「同じて和せず」の状態です。
④ 論語
孔子はこう言います。
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず
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和:目的・大義への一致
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同:感情的・表面的な迎合
本来あるべき姿は、
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目的には和する
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意見や立場は異なってよい
しかし現代では逆転しがちです。
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表面を合わせる(同)
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目的は曖昧(不和)
⑤ ギャップを埋める唯一の方法
それはとてもシンプルです、しかし覚悟が要ります。
「関係性より、目的を先に置く」
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好かれるかどうかではなく
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分かり合えるかどうかでもなく
「この目的に対して、互いにどう在るか」
を問い続けること。
その結果、
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離れる仲間も出る
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深まる仲間も出る
それでいいのではないでしょうか。
⑥ 結論全て自分自身の在り方
仲間とは、
ただ一緒にいる人ではなく、同じ問いを生きる同士です。
そして何よりも言いたい、関係性のギャップに苦しむのでは無く。
人がどうやこうや、では無く。
「やり続け言い続け在り続ける」事がなにより重要です
20代の後半の若者達が指導者、教師になるのだと、そう本気で在り続けようとするのだ、と。
その姿勢に触れる度に胸が熱くなる想いです。
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