先日、山口県萩市を訪れました。
幕末の志士たちが志を掲げ、命を懸けてこの国の未来を創ろうとした地です。
なかでも吉田松陰先生の言葉、

「学は人たる所以(ゆえん)を学ぶなり」

この言葉に奥深さを感じます

松陰先生は、学問とは知識を増やすことではなく、
「人としてどう生きるか」を学ぶことだと説きました。



私達会社の理念は、

「世の為人のため 心技体を高め、磨き 真善美となる」
というものです。



この理念は、“人間としての成長”を会社の根幹に置いています。
心を磨き、技を高め、体を鍛え、
そして「真・善・美」を追求する――

建築という仕事は、家をつくるだけではありません。
人の暮らし、地域の未来を形づくる仕事です。
だからこそ、私たちは職人としてだけでなく、
一人の人間としてどう在るかを問い続けることが大切だと考えています。



■ 萩で感じた「志」の力■

萩で見た松下村塾は、驚くほど小さな建物でした。

けれど、その小さな空間から、
高杉晋作、伊藤博文、久坂玄瑞といった
“時代を動かす人材”が数多く生まれたのです。

それは、松陰先生が「志」を灯し続けたから、
どんなに小さな場であっても、
真心と志をもって学ぶ人が集えば、時代を変える力になる。
萩の風に吹かれながら、私たちもまた、
福岡市の地域の中でそう在りたいと思います



■ 「学びと実践」

学びは、現場での実践と一体です。
大工の技を磨くこと、地域と関わること、
仲間とともに心を育て合うこと――
その一つひとつが「人として学ぶ」という実践の場です。

社員一人ひとりが
「世の為人のため」に自らの心技体を磨き、
地域社会に「真・善・美」を循環させていく。
それこそが私自身人生の目的です



萩で学んだ「学は人たる所以を学ぶなり」という言葉は、
私たちが日々の仕事を通して体現すべき道を示しています。
これからも私達は
理念に立ち返りながら、日々襟を正し、地域の中で志を燃やし、心技体を磨き続ける、人づくり会社でありたいと思います。